- STEPNを始めたいけど、どのスニーカーがいいかわからない
- スニーカーのステータスの見方がわからない
- スニーカーを選ぶ判断基準がわからない
本記事ではこのような悩みにおこたえします!
本記事の信頼性
実際にSTEPNをやっています!
筆者は実際にSTEPNを使ってランニングをしています。
下の画像は実際のアプリ画像です。


STEPNに147万円投資しています!
筆者は実際にSTEPNに約147万円を投資しています。
具体的には、以下の5足のスニーカー(NFT)を日本円で購入・投資しています。
その後は、mintで増やしたり、稼いだGSTで新しいスニーカーを購入したりして、現在は17足くらい(B側2足、S側15足)の運用になっています。


スニーカー購入の上で考慮すべきポイント
①Class(スニーカーの種類)
スニーカーの種類は、
- Walker
- Jogger
- Runner
- Trainer
の4種類があります。

この種類によって、
- 稼ぐことができる速度
- 稼げる速度で走った(歩いた)ときに得られるGST
が変わります。

ふくちゃん
Trainerは、時速1〜20kmに対応して使いやすいですが、そのぶんマーケットプレイスで販売されている価格は高価になります。
スニーカーの種類を選ぶために、事前に実際の「STEPNのアプリ」で、自分の走る(歩く)スピードを計りましょう。
STEPNのアプリは実際のスピードと多少の誤差があるためです。
スニーカーを購入していなくても、計測だけは可能です。(GSTは獲得できない)
②Quality(スニーカーの品質)
スニーカーの品質には、
- Common
- Uncommon
- Rare
- Epic
- Legendary
の5種類があります。
品質によって、「各特性の初期値」と「レベルアップのときに得られるポイント」がちがいます。
スニーカーの品質 | 各特性の初期値 | レベルアップで得られる 特性のポイント |
Common | 1〜10 | 4 |
Uncommon | 8〜18 | 6 |
Rare | 15〜35 | 8 |
Epic | 28〜63 | 10 |
Legendary | 50〜112 | 12 |
たとえば、下記2つのスニーカーをくらべます。
- 左:Commonなので、Attributes(特性)が1〜10の範囲内
- 右:Uncommonなので、Attributes(特性)が8〜18の範囲内
ふくちゃん
スニーカーの品質が高いほうが初期値が高くなっています

くわえて、スニーカーの品質によって、レベルアップのときに得られる特性に振り分けられるポイントがちがいます。
たとえば、下記スニーカーはUncommonなので、レベルアップのときに6ポイントが得られます。得たポイントは、好きなAttributes(特性)に振り分けることができます。

③Attributes(スニーカーの特性)
スニーカーの特性は、
- Efficiency(GST収益)
- Luck(ミステリーボックス)
- Comfort(GMT収益)
- Resilience(耐久性・修理)
の4つがあります。
それぞれを解説してきます。
Efficiency(GST収益)
Efficiencyが高いほど、消費エネルギーあたりに得られるGSTが向上します。
たとえば、Runnerのスニーカーでは基本的に1エネルギーあたり6GSTを得ることができます。
Efficiencyをあげることで、下画像のように1エネルギーで多くのGSTを獲得できます。
下画像はEfficiencyを141まであげていることで、1エネルギーあたり約10GSTを獲得できるようになっています。

現在のGST(Solana側)の価格はこちら↓
https://coinmarketcap.com/ja/currencies/gst/
現在のGST(BNB側)の価格はこちら↓
https://poocoin.app/tokens/0x4a2c860cec6471b9f5f5a336eb4f38bb21683c98
Luck(ミステリーボックス)
Luckが高いほど、ミステリーボックスのドロップの頻度とランクが向上します。
ミステリーボックスは、STEPNを使って走った(歩いた)あと、ドロップされることがあります。
ミステリーボックスは、4つまで持つことができ、それぞれ設定された時間が経過したら開けることができます。
ミステリーボックスの中にはGSTまたはGem(ソケットに入れると特性を上げられる)が入っています。
※今後、スニーカーのmintの際に必要になる「mintスクロール」もミステリーボックスから排出されることになるそうです。(2022/5/26現在の情報)

また、ミステリーボックスにもスニーカーと同様の5つの品質があります。品質によって出てくるGST・Gemの質と数量が変化します。

Comfort(GMT収益)※現在開発中
Comfortの値が高いほど、1分あたりのGMTの獲得量が多くなります。
スニーカーがレベル30になると、GSTとGMTのどちらの収益を獲得するかを選択できます。
GMTは、Green Metaverse Tokenの略で、STEPNのガバナンストークンです。ガバナンストークンとは、トークンそのものの価値ももちろんありますが、ガバナンスの名のとおりそのプロジェクトの運営についての発言権を得ることもできると言われています(イメージとしては株券)。
Resilience(耐久性・修理)
Resilienceの値が高いほど、走った(歩いた)あとのスニーカーの傷みがすくなく、結果リペア費用がすくなくてすみます。
走った(歩いた)あとスニーカーは傷み、Durability(耐久性)の値が減少します。Durabilityが以下の数値まで下がると、Efficiencyが低下します。(=GST収益が低下)
- Durabilityが50/100 → Efficiencyが90%に低下
- Durabilityが20/100 → Efficiencyが10%に低下
よって、走った(歩いた)あとは、GSTを消費してスニーカーのリペアをします。

Resilienceが高ければスニーカーのリペア代が安くてすみます。結果GST消費がおさえられます。
④Sockets(スニーカーのソケット)
スニーカーには4つのソケットがあります。

このソケットにはGem(宝石)を埋め込むことができます。
ソケットとGemには、スニーカーと同様の4種類があります。
- 黄色:Efficiency(GST収益)
- 青:Luck(ミステリーボックス)
- 赤:Comfort(GMT収益)
- パープル:Resilience(耐久性・修理)
Gemは同じ種類のソケットでなければ、埋め込むことができません。
たとえばEfficiencyのソケットにはEfficiencyのGemを埋め込むことができます。
Gemを埋め込むとその特性を強化することができます。
ふくちゃん
よって、育成方針にあったソケットをもつスニーカーを選ぶことも大切です。
⑤Level(スニーカーのレベル)
マーケットプレイスを見ると、レベル0、レベル5、レベル8など、様々なレベルのスニーカーが販売されています。
レベルを上げるには、稼いだGSTが必要です。
よって、レベルが上がっているスニーカーはすでにGSTが使われいるスニーカーです。
ですので、もし同じような価格でレベルが上がっているスニーカーがあれば、そちらのほうが「買い」です。
そういった観点からもスニーカーのレベルについてもチェックしましょう。
⑥Shoe mint(スニーカーのミント回数)
2つのスニーカーを合わせることで、あらたなスニーカーをミントする(あらたに作り出す)ことができます。

ただし、1足につきミントは7回までと決まっています。

またミントの回数が増えるにつれて、ミントのときに必要なGST・GMTの額も増えていきます。
スニーカーのミントを沢山やっていきたいかたは、できるだけミント数の少ないスニーカーを選ぶことが得策です。
はじめの1足、どんなスニーカーを選ぶべきか?
結論
はじめの1足は以下の基準にあうスニーカーを選択します。
- Trainer以外のスニーカー
- Efficiency、次いでResilienceが高いスニーカー
- (同価格帯で)レベルの高いスニーカー
以下より詳細を解説します。
①Trainer以外から選ぶ
Trainerは、他のRunner・Jogger・Walkerにくらべて高価です。(1.5〜2倍くらい)
Trainerは、対応スピードの範囲が時速1〜20kmで幅広くなっていますが、1足あたりのエネルギー量は他の種類と変わりません。
STEPNは1エネルギーごとに5分間稼げる時間が付与され、その間対応スピードで走って(歩いて)GSTを稼ぎます。この時間を増やすことがとても大切です。
下表のとおり、3足になれば、エネルギーが4になり、稼げる時間は20分になります。

Trainerで高いお金を払うのであれば、もう1足2足手に入れるための元手を残して、エネルギー量を多くする方向にすすめたほうが得策です。
また、Uncommon以上のスニーカーを所有するとボーナスのエネルギーが追加されるので、さらにメリットがあります。
- Uncommonを所有:+1エネルギー
- Rareを所有:+2エネルギー
- Epicを所有:+3エネルギー
- Legendaryを所有:+4エネルギー
ふくちゃん
現在の価格市況では、Uncommonを1足所有してエネルギー1+1=2とするよりも、Commonを3足所有してエネルギーを4にすることが正しいと考えます。
②Efficiency、次いでResilienceが高いスニーカー
わたしが考える、
特性・ソケットの優先順位は、
Efficiency→Resilience→Luck→Comfort
です。
まずは、素直にGST収益に直結するEfficiencyを強化していきましょう。
Efficiencyを強化することで日々のGST収益が向上します。そして得たGSTでシューズのレベルを上げ、さらにEfficiencyを強化し、GST収益を向上させます。
つぎに、Resilienceです。Resilienceリペア費用に関与します。シューズは使用するたびに消耗し、そのたびにリペア費用(=GST)がかかります。これがバカになりません。Resilienceが高いと、消耗度がすくなくなり、リペア費用が少なくてすむので、GSTの消費が少なくなります。
ステータス強化の最適な配分は以下のツールから確認できます。
レベルやステータスの初期値を入力すると、最適な配分を算出してくれるツールです。
STEPN.GUIDE(https://stepn.guide/)
どのくらいの値が目安か?
具体的な値としては、下表のとおりスニーカーの品質ごとに各特性の初期値の範囲がきまっています。より初期値の範囲の上限に近いスニーカーを選ぶといいでしょう。
上記の指針をもとに、Commonのスニーカーを探すのであれば、
- Efficiencyが8以上
- Resilienceが6以上
くらいはほしいところです。
スニーカーの品質 | 各特性の初期値 | レベルアップで得られる 特性のポイント |
Common | 1〜10 | 4 |
Uncommon | 8〜18 | 6 |
Rare | 15〜35 | 8 |
Epic | 28〜63 | 10 |
Legendary | 50〜112 | 12 |
Luckは優先しないの?
Luckを強化してGemを得たりGSTを稼ぐという方法もあります。Luckが強化されることでミステリーボックスのドロップ率、ミステリーボックスの品質が高まります。
しかし、
- ミステリーボックスをもてる個数は1足あたり4つで多くは持てないということ
- ミステリーボックスを早期開封するには多くのGSTが必要であること
から、まずはじめの1足という観点では、GSTに直結するEfficiency→Resilienceで優先するべきと考えます。
Comfortは優先しないの?
Comfortはスニーカーのレベルが30になった以降のGMT収益に影響します。トークンの価値として、GSTとGMTであれば、今後GMTのほうが価値が高まっていきそうです。
しかし、Comfortはまだ「開発中」ですし、はじめの1足という観点では、レベルアップやリペア費用などでGSTがかかってきますので、まずはGSTの獲得を優先していくべきと考えます。まず、GSTをできるだけ多く獲得し、レベルアップし、スニーカーの特性を引き上げていくことが大切です。
③同価格帯であれば、レベルが高いものを
マーケットプレイスに、もし同じような価格でレベルが高いものが販売されていたらそちらのほうがあきらかにオトクです。
理由は、そこまでレベルをあげるのにもGSTが消費されているからです。レベルをあげるためには、下表のようにGSTが必要です。とくにレベル4→5、9→10のような節目では多くのGSTがかかります。

ただ、確認しておくポイントもあります。レベルを上げるとスニーカーの特性にポイントが振り分けられます。その振り分けが自分の考えにあわない振り分けとなっていることがあるのです。その場合は、そのスニーカーは選択肢からはずすなどの対応が必要です。

まとめ・STEPNの始め方
以上がSTEPNのスニーカーの選びかたです。
マーケットプレイスで売却できるとはいえ、損をしないためにしっかり事前に調査をしてから購入することをおすすめします。
STEPNのスニーカーを購入するにはSolana(SOL)という仮想通貨が必要です。日本円でSOLを購入することができる仮想通貨取引所は「Liquid」のみです。
コインチェックやビットフライヤーなど、Liquid以外の仮想通貨取引所だと、一旦ビットコインなどを購入してからバイナンスなど海外の取引所に送金し、そこでビットコインでSOLを購入してSTEPNに送るという非常にめんどうな作業が必要になります。
Liquidであれば、LiquidでSOLを購入してSTEPNに送るだけで簡単です。

ふくちゃん
STEPNをやるなら、SOLを直接買えるLiquidが必須です。
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