「ペガサス」「クリフトン」
ジョグシューズ界の双璧を成す2大巨頭。
それぞれに熱狂的なファンも多いはず。
ジョグシューズはペガサスしか履かない!
ジョグも普段履きもクリフトン、
だから四六時中クリフトン!
たとえば、普段はペガサスを履いている人でも、
憧れのランナーがクリフトンを履いてたりすると
「ん?やっぱりクリフトンっていいのかな?」と
気になってしまったりしまうことはありますよね。
逆もまた然り。
ランナーのシューズに対する探究心は
どこまでも深いのです。
今回はジョグシューズの2大巨頭である
「ペガサス」と「クリフトン」について
解説をしていきます!
本記事の信頼性
本記事はペガサス・クリフトンを長く愛用しているサブスリーランナーのふくちゃんが執筆しております。
わたしのペガサス・クリフトンの使い分けとしては、
- ペガサス
日々のジョグ、ロングジョグ、距離走、等 - クリフトン
ポイント練習翌日などのリカバリージョグ
普段履き
このように使い分けをしています。
また、わたしは月間300km以上走るサブ3ランナーでもあります。
これまでのランニング経験をもとに、本記事を執筆しています。
早速ですが結論です!
ふくちゃん
ジョグシューズとしての総合点ではペガサスに軍配!
ただし、ジョグシューズに何を求めるか?で選択は変わる。
では、その理由を見ていきます。
まず、ペガサス38とクリフトン8を項目別に採点し、
レーダーチャート化してみました。
(各項目は5点満点、各項目の詳細は後述)
このレーダーチャートを見る分かりやすいですが、
この2つのシューズは、
- ペガサス
万能で優等生なジョグシューズ - クリフトン
優劣が極端なジョグシューズ
であります。
つまり、ジョグシューズの総合点ではペガサスに軍配です。
しかし、
クリフトンは特徴あるトンガったシューズです。
このトンガッた部分が好きなランナーは
クリフトンを心底気に入るはずです。
それはもう中毒的に・・・。
かく言う私もその一人です。。。
- ペガサス
反発・耐久性・幅広い用途を求めるランナー - クリフトン
軽さ・柔らかなクッションを求めるランナー
では各項目の詳細について解説していきます。
軽さ(私物実測)
クリフトンの勝利!
- ペガサス…256g(25.5cm)
- クリフトン…226g(25.5cm)
クリフトンは、
まさに「ふわっ、かるっ、ぴょーん」。
キャッチコピーの通りのとてもかるい!
この2足は30gの差以上の重量の差を感じます。
ペガサスは、256g。
調子・体調によっては、
「重たいな」とさえ感じるときもある。
ただし、後述するが反発が強いため、
そこまで重さを感じないようになってます。
クッション
クリフトンの勝利!
- ペガサス
反発もあるバインバインとしたクッション - クリフトン
マシュマロのようにふかふかしたクッション
ペガサスは、
リアクト×ズームエアの反発あるクッション。
柔らかいというより、バインバインと弾力あるクッション。
クリフトンは、
スポンジ構造のクッション。
ふわふわ柔らかいクッショニング。
さらに、
素材ではわからない独自レシピなのか?
独特の「ぽふぽふ」クッション。
ペガサスのクッションも良いんですが、
衝撃吸収という点では、
クリフトンのクッションのほうが優れています。
そのためクリフトンの勝利としました。
反発
ペガサスの勝利!
- ペガサス
前足部のズームエアが、バインバインと強く反発 - クリフトン
沈みこみ、反発は(強く)ない
ペガサスは、
脚離れよく、弾けるような感じで走れる。
クリフトンと同じような感覚で走ったとしても
ペガサスのほうがスピードに乗れる。
ヒールで着いても、
フォアから抜けるときにスパンと弾けるイメージ。
クリフトンは、
ぽふっぽふっと沈みこんでしまい
反発という面では強みはない。
フィット感
ペガサスの勝利!
ペガサスは38になって、
アッパーのフィット感が抜群に改善!
わたしの場合、
37はフィット感が気に入らなくて
メルカリで売ってしまうほどでした。
しかし、38はアッパーが柔らかくなって、
やさしく足を包みこみます。
とても気持ちが良く、
大幅に進化しました。
ジョグシューとして、
履き心地のよさは重要です。
クリフトンも悪くはないんですが、
ペガサスと比べると、
アッパーの素材がかためで、
少々ガサつき気味です。
ただ一般的なジョグシューズの中では
とても良いレベルではあります。
耐久性
ペガサスの勝利!
耐久性は、クリフトン、
ひいてはホカオネオネの
大きなウィークポイントと考えています。
ホカオネオネのランニングシューズは
アウトソールのすり減りがとても早く、
300km程度走るともうツルツルになってしまいます。
逆にペガサスは、
500km〜600km以上走っても
まだアウトソールは健在。
ただ、若干ミッドソールの反発が
多少弱まってくる感じはあります。
それでも、やはりペガサスは、
高い耐久性があるがゆえ、
走り込むランナーのオトモ的な
存在を勝ち得たのかもしれません。
多彩な用途
ペガサスの勝利!
これもペガサスの勝利。
ペガサスは、
- 日々のジョグ
- ロングジョグ
- リカバリージョグ
- 距離走
- ゆるめのペース走
など、ジョグシューズに留まらない
幅広い用途で使うことができます。
一方のクリフトンは、
ペースを上げて走るのには少々不向き。
- 日々のジョグ
- ロングジョグ
- リカバリージョグ
といった用途に限られてしまいます。
わたしのイメージは以下のもので、
実際にこのように使いわけをしています。
鍛える、走り込むのに最適なシューズ
ゆっくり走る、リカバリージョグに最適なシューズ
細かいこと
ペガサス38は、ヒモがめちゃめちゃほどけやすい。
クリフトン8は、雨の日にタイルの上などを走ると
足音が「キュッ、キュッ」と鳴ります。
まとめ
以上、2大ジョグシューズのご紹介でした。
どちらもそれぞれの特徴があって、
甲乙つけがたい素晴らしいシューズです。
まだ履いたことがない、というそこのあなた!!
モデルチェンジのセールのタイミングにでも
試してみることをしてみることをオススメしますよ〜。