「ペガサス」「クリフトン」
ジョグシューズ界の双璧を成す2大巨頭。
それぞれに熱狂的なファンも多いはず。
ジョグシューズはペガサスしか履かない!
ジョグも普段履きもクリフトン、
だから四六時中クリフトン!
たとえば、普段はペガサスを履いている人でも、
憧れのランナーがクリフトンを履いてたりすると
「ん?やっぱりクリフトンっていいのかな?」と
気になってしまったりしまうことはありますよね。
逆もまた然り。
ランナーのシューズに対する探究心は
どこまでも深いのです。
今回はジョグシューズの2大巨頭である
「ペガサス」と「クリフトン」について
解説をしていきます!
本記事の信頼性
本記事はペガサス・クリフトンを長く愛用しているサブスリーランナーのふくちゃんが執筆しております。
![](https://run-tan.com/wp-content/uploads/2021/12/F3151437-F3FA-4802-8EA0-5783735701F4-1024x640.jpeg)
わたしのペガサス・クリフトンの使い分けとしては、
- ペガサス
日々のジョグ、ロングジョグ、距離走、等 - クリフトン
ポイント練習翌日などのリカバリージョグ
普段履き
このように使い分けをしています。
また、わたしは月間300km以上走るサブ3ランナーでもあります。
これまでのランニング経験をもとに、本記事を執筆しています。
![](https://run-tan.com/wp-content/uploads/2020/12/image-3-1024x430.png)
早速ですが結論です!
![](https://run-tan.com/wp-content/uploads/2021/12/694E5FCD-D009-4C94-80B8-3084FB5D6440-1024x576.jpg)
ふくちゃん
ジョグシューズとしての総合点ではペガサスに軍配!
ただし、ジョグシューズに何を求めるか?で選択は変わる。
では、その理由を見ていきます。
まず、ペガサス38とクリフトン8を項目別に採点し、
レーダーチャート化してみました。
(各項目は5点満点、各項目の詳細は後述)
![](https://run-tan.com/wp-content/uploads/2021/12/B6D40579-998A-462A-96E9-2C82B8AF099E-1024x914.jpeg)
![](https://run-tan.com/wp-content/uploads/2021/12/9E733EB9-8701-4342-BED4-035BFE91607E-995x1024.jpeg)
このレーダーチャートを見る分かりやすいですが、
この2つのシューズは、
- ペガサス
万能で優等生なジョグシューズ - クリフトン
優劣が極端なジョグシューズ
であります。
つまり、ジョグシューズの総合点ではペガサスに軍配です。
しかし、
クリフトンは特徴あるトンガったシューズです。
このトンガッた部分が好きなランナーは
クリフトンを心底気に入るはずです。
それはもう中毒的に・・・。
かく言う私もその一人です。。。
- ペガサス
反発・耐久性・幅広い用途を求めるランナー - クリフトン
軽さ・柔らかなクッションを求めるランナー
では各項目の詳細について解説していきます。
軽さ(私物実測)
![](https://run-tan.com/wp-content/uploads/2021/12/A4FC7AAD-D624-47AB-92A2-E833B7C36FBB-1024x511.jpeg)
クリフトンの勝利!
- ペガサス…256g(25.5cm)
- クリフトン…226g(25.5cm)
クリフトンは、
まさに「ふわっ、かるっ、ぴょーん」。
キャッチコピーの通りのとてもかるい!
この2足は30gの差以上の重量の差を感じます。
ペガサスは、256g。
調子・体調によっては、
「重たいな」とさえ感じるときもある。
ただし、後述するが反発が強いため、
そこまで重さを感じないようになってます。
クッション
![](https://run-tan.com/wp-content/uploads/2021/12/CBC60F1A-6A65-44D4-A0AB-999350A37F4B-1024x739.jpeg)
クリフトンの勝利!
- ペガサス
反発もあるバインバインとしたクッション - クリフトン
マシュマロのようにふかふかしたクッション
ペガサスは、
リアクト×ズームエアの反発あるクッション。
柔らかいというより、バインバインと弾力あるクッション。
クリフトンは、
スポンジ構造のクッション。
ふわふわ柔らかいクッショニング。
さらに、
素材ではわからない独自レシピなのか?
独特の「ぽふぽふ」クッション。
ペガサスのクッションも良いんですが、
衝撃吸収という点では、
クリフトンのクッションのほうが優れています。
そのためクリフトンの勝利としました。
反発
![](https://run-tan.com/wp-content/uploads/2021/12/59725FC5-1602-447D-BDCD-50ADD1CBDEA5-1024x686.jpeg)
ペガサスの勝利!
- ペガサス
前足部のズームエアが、バインバインと強く反発 - クリフトン
沈みこみ、反発は(強く)ない
ペガサスは、
脚離れよく、弾けるような感じで走れる。
クリフトンと同じような感覚で走ったとしても
ペガサスのほうがスピードに乗れる。
ヒールで着いても、
フォアから抜けるときにスパンと弾けるイメージ。
クリフトンは、
ぽふっぽふっと沈みこんでしまい
反発という面では強みはない。
フィット感
![](https://run-tan.com/wp-content/uploads/2021/12/4F78549C-A21C-44A5-B373-1DF825FE8343-1024x763.jpeg)
ペガサスの勝利!
ペガサスは38になって、
アッパーのフィット感が抜群に改善!
わたしの場合、
37はフィット感が気に入らなくて
メルカリで売ってしまうほどでした。
しかし、38はアッパーが柔らかくなって、
やさしく足を包みこみます。
とても気持ちが良く、
大幅に進化しました。
ジョグシューとして、
履き心地のよさは重要です。
クリフトンも悪くはないんですが、
ペガサスと比べると、
アッパーの素材がかためで、
少々ガサつき気味です。
ただ一般的なジョグシューズの中では
とても良いレベルではあります。
耐久性
![](https://run-tan.com/wp-content/uploads/2021/12/5D9FA888-3327-44F0-AE99-82FB36A8F210-1024x636.jpeg)
![](https://run-tan.com/wp-content/uploads/2021/12/B6128891-0679-43A4-AC70-68FC6654A8A8-1024x636.jpeg)
ペガサスの勝利!
耐久性は、クリフトン、
ひいてはホカオネオネの
大きなウィークポイントと考えています。
ホカオネオネのランニングシューズは
アウトソールのすり減りがとても早く、
300km程度走るともうツルツルになってしまいます。
逆にペガサスは、
500km〜600km以上走っても
まだアウトソールは健在。
ただ、若干ミッドソールの反発が
多少弱まってくる感じはあります。
それでも、やはりペガサスは、
高い耐久性があるがゆえ、
走り込むランナーのオトモ的な
存在を勝ち得たのかもしれません。
多彩な用途
ペガサスの勝利!
これもペガサスの勝利。
ペガサスは、
- 日々のジョグ
- ロングジョグ
- リカバリージョグ
- 距離走
- ゆるめのペース走
など、ジョグシューズに留まらない
幅広い用途で使うことができます。
一方のクリフトンは、
ペースを上げて走るのには少々不向き。
- 日々のジョグ
- ロングジョグ
- リカバリージョグ
といった用途に限られてしまいます。
わたしのイメージは以下のもので、
実際にこのように使いわけをしています。
鍛える、走り込むのに最適なシューズ
ゆっくり走る、リカバリージョグに最適なシューズ
細かいこと
ペガサス38は、ヒモがめちゃめちゃほどけやすい。
クリフトン8は、雨の日にタイルの上などを走ると
足音が「キュッ、キュッ」と鳴ります。
まとめ
![](https://run-tan.com/wp-content/uploads/2021/12/E820427F-5CD6-4BCE-A83C-972E8C6531DB-1024x576.jpg)
以上、2大ジョグシューズのご紹介でした。
どちらもそれぞれの特徴があって、
甲乙つけがたい素晴らしいシューズです。
まだ履いたことがない、というそこのあなた!!
モデルチェンジのセールのタイミングにでも
試してみることをしてみることをオススメしますよ〜。